16 ストーンヘンジの超不思議

1991年05月05日 (C地点南120km)


UK Map 5月4日 Cheltenahm を出発した。空はすっかり晴上がり、春の陽気になってきた。「今日は一日気楽な旅ができるぞ〜。」と気分がうきうきする。

 コッツワルズ丘陵と呼ばれる地帯を南西方向に走る。青々とした麦畑、一面に咲き乱れる菜の花畑の黄色いじゅうたん、ぽつりぽつりと現れる石積造りの農家。すべてが色鮮やかだ。ツーリングは天気がよいのが一番だ。暖かく乾いた風が顔に吹きつける。

 Bath(C地点南西70km)に10時頃到着した。ここは3000年の昔から、温泉が沸き出ているそうだ。日本ではあちらこちらに温泉があるが、イギリスではここを含めて3箇所しか温泉がないらしい。古代ローマ時代に建造された Roman's Bath を見に行く。ちなみにバス(浴場)の語源はここの地名から来ている。Roman's Bath はとても古いローマ様式とゴシック様式の建築で、中庭には緑色のお湯をたたえた浴場があるが、現在入浴は禁止されている。昔は、ここで白い浴衣をつけた男女が優雅に沐浴を楽しんでいたのだろうか。

 郊外のパブで昼食を済ませ、東方向に向きを変え、ストーンヘンジ(Stonehenge)を目指した。どこまでも続く麦畑と牧草地を進んでゆくと、平原の真ん中に巨大な長方形の石を奇妙に積み上げたオブジェが姿を現した。「お〜! あれがストーンヘンジか。」
 駐車場に入ってバイクを停めるて辺りを見回した。どうやらタダで観ることはできないようだ。入口で入場券を買ってから地下通路を通って道路の反対側にあるストーンヘンジに行った。

UK 0062 新世界の七不思議の一つに数えられているストーンヘンジは最大50トン近い巨石を環状に並べてある謎の古代遺跡だ。これらの巨石群の構造物が造られたのは紀元前28世紀から紀元前11世紀ごろではないかと推定されている。しかし、ストーンヘンジに使われている巨大な青石やサーセン石はこの付近で産出せず、遥か200kmも離れた岩山から運ばれてきたと思われている。

 何の動力も無い時代に、一体どのようにして何十トンもある石の塊を運ぶことができたのだろうか? その方法についてはいろいろな説があるが、現在一番有力なのは、1,000年もの歳月をかけて人力で少しづつ移動して来たというものである。しかしそのようなことは常識的にいって可能だろうか? 工期が1,000年にも及ぶ構築物は、歴史上例がない。

 さらに、根本的な疑問がある。一体ストーンヘンジは何のために造られたのかということだ。現在もっとも有力とされているのが、ボストン大学のジェラルド・ホーキンズ博士の唱える「古代天文台」説だ。ストーンヘンジの石の列柱配列が、天体の運行と深い関係があることが分かったのだ。しかし天体観測をするために、1,000年もの歳月と膨大な労力を投じてこのような物を造る理由があるだろうか?

 え〜、実はこれについて・・・私は、自分なりの説を持っている。(^_^;;;  その説というのは、スートーンヘンジはもっと短期間(せいぜい2〜3カ月程度)に造られたのではないかということと、その建造目的は、単純に象徴的な意味、つまり何かを示すモニュメントとして造られたのではないかというものだ。
 それについては、後のエジプトのピラミッドの話で詳しく述べたいと思うが、簡単に言ってしまうと、ストーンヘンジの設計と巨大な石を運んで積み上げた者は人類ではないだろうという説だ。私は人類がこの作業に関わった部分は土木工事と巨石のカットだけだったと推測している。

Crop Circle このイギリス南西部は、ミステリーサークル(Crop Circle)の多発地帯としても有名である。麦畑に突如として姿を現す謎の幾何学模様は、一体誰の仕業なのか? その犯人探しが大規模に行われたが結局徒労に終わった。そしてとうとうミステリーサークルが出現する決定的な瞬間をビデオカメラで撮影することに成功した。ミステリーサークルは人間の手作業で造られたものではなかった!
 麦畑を撮影中の監視用ビデオカメラの画面になんと小形の円盤型のUFOが現れた。そのUFOは地面すれすれに飛行している。やがてぐるりと円を描くように麦畑の上空を一周すると、飛行ラインに沿ってあっと言う間(ほんの2秒くらい)にミステリーサークルができ上がってしまったのだ。
 ミステリーサークルは最近だけの出来事ではなく、古い文献や古文書にも悪魔の仕業として記載されている。つまりビデオカメラに映った謎のUFOは、人類が開発した飛行物体(秘密兵器を含めて)である可能性は全く無い。

 ここから先の話は全く未知の領域だ。しかし次のことははっきりしていると思う。第一に、現在人類がその基礎的な物理理論さえ持っていないスーパーテクノロジーを使う知的な何者かが地球に存在すること。次にそのような者達は有史以前の時代から地球に存在していて、人類の歴史や文化に何らかの影響を与えていること。
 私たちは、いずれ将来起こるかもしれないその知的な存在との大規模なコンタクトに対して、カルチャーショックを起こさないよう気持ちを整理しておく必要があるのかもしれない。

 さてさて旅の話題に戻って、このストーンヘンジの駐車場ですごいハーレー軍団を目撃した。詳しくはここ。映画で観るようなごつい連中は誇張ではないなと思った。

 ストーンヘンジを後にして、再びロンドンに向かう。いらない荷物などが結構あることが分かり、フランスへ行く前に一度ReikoさんのB&Bに戻って荷物の整理したかった。それにReikoさんに、ツーリングの話をしたい。電話をしたらちょうど部屋が空いているとのこと。一室確保してもらった。これで今日は宿泊場所を探す必要がない。夕方まであちらこちら巡ることができる。

ここまで運転してきて、いくつか大切な事が分かってきた。

 まず、交差点でいったん停止すべき所をうっかり前方の優先道路に出てしまったり、急に進行方向を変えて危険な目に遭う事が何度かあった。交差点では「Give Way」の標識を見落とさない事。そして、直前で目的のコースを発見しても、急に進路変更をしない事が肝心のようだ。一度通りすぎて、安全なところまで行ったら引き返して来ればよい。
 次に、B&Bの看板を探しながらうろうろ走行するのは危険。特に道路の高速区間ではちょっと脇に目をそらしている一瞬が危ない。街中で探すときは左ウインカーを出して路肩側を徐行しないと後続車からクラクションの嵐を浴びる。B&Bの看板は小さくて発見しにくいので注意が必要。

 


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